運動してないしなぁ。これってやっぱり健康的には良くないよね。でも、運動をしないことよりも悪いことってあるの知っていますか?
実は座っている時間が長いだけでも健康的には悪影響で、座り過ぎは健康に害なんです。座りっぱなし病は、高齢者だけでなく、子供の頃から問題になっています。
今回は、座りっぱなしの健康被害と4つの対策方法について解説していきます。
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座りっぱなしの健康被害と悪影響について
座りっぱなしでいることが動脈効果を悪化させたり、代謝を悪くしたりします。座りっぱなしなのでもちろんですが、カロリー消費量が少ないので太りやすいです。動かないので筋力も低下しますし、脂肪もつきやすくなります。
全世界の6〜9%が座りっぱなしが原因で死亡していると言われています。
座り過ぎな生活をしている人は、2005年の調査では世界54か国の成人人口46億9470万人の成人のうち、25%の11億6719万人もいるようです。
国別で見ていくと、国はアメリカ人の81%、ヨーロッパ人の62%、東地中海の21%、東南アジアの4%、および西太平洋の成人人口の3%でした。
国全体の平均的座っている時間は4.7時間/日であり、アメリカ諸国の4.2時間/日から西太平洋諸国の6.2時間/日までの範囲でした。1日3時間以上座っている全体的な有病率は61.5%でした。
座りっぱなしの原因
子供や青年期
若い頃は、テレビやスマホ、パソコンなどの画面の見過ぎが原因です。
画面を見る時には、ほとんど座っていますよね。
太っている子は、座っている時間が長いです。まー座っている居るから太るような気がしますが、、、
高齢者
年齢を重ねるにつれて、座っている時間が長くなります。それは、高齢になると筋肉が落ちてくることにより、すぐに疲れやすくなることも原因でしょう。高齢になると1日に8時間も座っているとされています。
また、当然のことですが働いている高齢者とのそうでない人では、座っている時間には大きな差があります。定年後も働き続けたりボランティア活動などをすることは大変重要になってきます。
対人交流
友達が居ないと、座りがちになりやすくなりますね。
そして、家に引きこもってしまい、孤立してしまいますから家でゴロゴロとしているでしょう。
座りっぱなしの対策方法4選
職場を工夫する
立ったまま仕事ができる環境を作る。デスクや椅子をやたらと高くしてみるとか、椅子をなくしてみるのはどうでしょうか?
物理的に座れない環境を作ってしまうことは、生活を変えるきっかけになります。
家の家具などを工夫する
ソファーを無くすのはどうでしょうか?少々行き過ぎた考えかもしれませんが、座れない環境にしてしまうことが手っ取り早いです。テレビを見ている時も座れないので立って見るしかありませんね。
テレビを設置しないことも座らないことに繋がります。多くの研究でテレビを見ている時間が座っている時間であるとされています。つまり、テレビを見ない=座らないとなるわけです。
食事を工夫する
主食やおかずなどを1つのプレートやおぼんで配膳する形式では立ち上がり・歩くことはありません。なので、食事をビュッフェ形式にして、立ち上がり・歩くようにさせることも工夫です。
料理の食材を畑から取ってくる
毎回食事をするために、食材を取りに行くことをすると毎日3回は畑まで歩かないといきません。食べ物を自分で取りに行くためにいちいち歩かせるなんかも、座らせない工夫ですよね。
通勤通学を工夫する
車や電車よりは、徒歩や自転車の方がもちろん、座っている時間が短くなります。通勤で電車を使う人であれば、座席が空いていたとしても、座らないで立っていることを意識することも効果的です。
まとめ
健康的に長生きするには、運動をすることも大切ですが、日常生活で座っている時間を減らすことも大切です。
座りすぎは世界的に健康問題になっていて、座りすぎが原因で死亡することも少なくない。
座りっぱなしはカロリー消費が少なく太りやすい。心臓や脳など循環器疾患のリスクが高まる。
座りすぎの原因はテレビやスマホなどのディスププレイを見ている時間。
座りっぱなしの対策方法は、環境を変えることと意識付けが大切。